まずは、ソフィアシステムズ 原島社長の登場です
会社の来歴とStrong Arm の時代からICEだけでなくボードのビジネスをやっていることを紹介されておりました
まずは、ソフィアシステムズ 原島社長の登場です
会社の来歴とStrong Arm の時代からICEだけでなくボードのビジネスをやっていることを紹介されておりました
そして、樫平会長が登場です。
3月末までは社長でしたが、ホールディングス体制になって、会長職となったことと、いままで通りどんどん表に出ていくことをアピールされておりました。
個人的にも、プレスや展示会などでしょっちゅうお会いさせていただいておりますので、樫平会長のほうがSandGate的には馴染みがあります。
そして、いきなり実機の登場です(ウィルコムさんみたいにやたら気を持たせたりしませんね)
この、SandGate-IIIp は SandGate-II シリーズに比べ、CPUが PXA270の520MHz から PXA310の624MHz と、CPUの世代も、速度も向上しています
そのため、グラフィックアクセラレータも内蔵し(以前は2700Gという別チップが必要でした)、より高速なDDRメモリをサポートし、WirelessMMX、SpeedStep などに関しても拡張されております
そして、WiFiも搭載し、USBも2.0対応となり、ホストとしても使えます。メモリも大容量化しているため、多数のアプリを搭載することも可能になりました。
さらには、3軸加速度センサ、地磁気センサも搭載しているため、さらに多様な用途に使用できるものと思われます
そして、このリファレンスキットの特徴として、回路図や部品表が付いてくるというのも大きいです。
OS は WindowsCE 6.0 と Linux (PXALinux)を利用可能です。
文字情報は画像のほうを読んでいただくとして、ちょっと拡張バスと回路図の関係について書いておきます。
拡張バスは結構中の信号が素直に出てしまっているので、そのへんを考えて拡張ユニットを作らなければならないというのもあるようですが、回路を参考にして自分のところで 作成したボードでも、リファレンスキットを買ったところであれば別にライセンスフィーが発生するというようなこともない、とのことです。
つまり、まねして作ってよい、ということです
また、「ターゲットシステムとして利用」について補足しますと、PXA310を利用した実機のためのソフトウェアというものは、いままでであれば、 仮の板ができ、そこそこ動作するようになるまでは作れなかったのですが、SGIIIp を利用することにより、その開発を並行作業としてすすめられるというものです
つぎにマイクロソフトの梅田さんから、ソフィアシステムズさんに対する期待とCE 6.0になってからの特徴についての説明がありました。
CE6.0では最大32000プロセスまで実行できるようになったので、アプリ開発上の制約が減ったこと、開発そのものはVisual Studio2005上でできるので開発にかかわるための負荷が少ないことなどが述べられました。
そして、マーベルジャパンの漆原さんより、SandGate-IIIp に搭載されているPXA300シリーズに関する説明がありました。
失礼ながらXScale の買収まではそんなに知名度がなかったマーベル社に関するご説明があり、ビジネス展開と、ソフィアシステムズさんへの期待が述べられました。
そして、PXAのラインアップを SandGate-III シリーズでカバーできるようになったということの説明がありました。
PXAシリーズに関する詳しい説明はこのあたり をごらんください
ここも、文字情報は読んでいただくこととして、特徴的と感じたことをいくつか書いておきます。
「プロセッサは最後に選ばれる」
いまの開発方式だと、サービスやコンテンツありきで、それが動作しそうなOSが選ばれ、そして最後にそのOSが動作しそうなプロセッサの選択が行われることが多いそうです
「新しい業界への展開」
一つの業界だけでなく、いろいろな業界、分野で新しいプラットフォームとして普及することを期待しておられるそうで。 特に、新しいサービス・コンテンツの検証端末として期待しているそうです。
最後に「World wide レベルでの普及」ということを期待していることを述べられてました。
最後に、Intrinsyc software の Ken Arnorld さんが登場です
Intrinsyc software さんでは長年、組み込み機器やXScale のサポートを全世界で行ってきているそうです
そういう意味ではマーベル 漆原さんの世界的普及のパートナーになれるのではないかとの自負を述べてました
Intrinsyc software さんの主たるビジネスには、テクニカルサポートやODMなどもあるそうですが、以下のポイントが特に強いそうです
「消費電力の軽減」
「ボードサポートパッケージ(BSP)」の開発
「テレフォニーの統合」
また、今年中には日本に営業拠点を、そして来年には日本支社を開設するとのことで、今後の展開が注目されます
なお、今年のET2007 では SG3p 上で動くWindowsMobile を見せることができるかもしれない、とのことでした。
| そして、場所を移して、実機のデモです。結構自由にさわれます。 |
開発システムの全景です。
ちなみに気になるお値段ですが、
SG3p 単体 : 60万円
おとくな開発セット:98万円
だそうです。USBとシリアルの付いているパソコンにVisual Studio、Platform builder など必要なソフトがインストールしてあれば、この開発セットで 一通りの開発ができるとのことでした。
具体的には SG3p に、WindowsCE用のBSP、EJDebug、Platform Builder 連携ソフトウェアが付いているそうです。
拡張ボード装着時は、このように別途5Vの供給が必要です。
ちなみに拡張ボードの細かい接続などについては、前回の速報レポートをどうぞ
各社の皆さんも熱心に取材されております
こういうところの質疑応答で話されている話が結構おもしろかったりするのですが、文字におこしていいものか判断できかねるのが難点です
やっぱり、この角度がカッコイイと思います。完全に趣味の世界ですが・・・
なお、カメラのところにマクロと通常の切換えスイッチと覚しきものがありますが、製品版ではなくなるかもしれないとのことでした
そして、恒例の電池拝見。
1300mAh となかなか大容量です。まぁ最近の携帯は結構大容量なものがありますので(ワンセグとか電池喰いまくりですから)、それと比較すると、そんなにびっくりするような容量ではないかもしれません
|
最後に、グラフィックアクセラレータ内蔵で速くなったという画像再生を紹介して終わりにしたいと思います。
VGAなら十分な速度が出ていることがわかるかと思います。でも、まだこれはアクセラレータの機能を全て生かしているわけではないそうです。 これくらいになると、PXA310の適用製品が出てくることが期待できますね。 |